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Text File
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1990-11-11
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3KB
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106 lines
Ko-Window DATE.win version 1.00
1990 11/11 小笠原博之
SPS0783 COR.
ただの時計です。でもCOLOR.win と同じように、日付や時刻を他のウィンドウで、そ
のまま利用することが出来ます。例えば、日付をマウスでつかんで、WED.win まで持っ
ていけば、その日付がそのまま編集中のテキストに挿入されます。COMMAND.win では、
コマンドラインに書き込まれるでしょう。CALC や COLOR もそのような設計になって
いるので、データをそのまま利用出来ます。異なるプロセスなのに、こうしてデータ
の使い回しが出来ることは、ウィンドウシステムの大きな特徴だと思います。
●使い方
date [-x<num>] [-y<num>] [-f<num>] [-m<num>] [-a<num>]
そのまま「date」を実行して下さい。(当然、Ko-Windowの上でです。)非常にシンプ
ルなウィンドウに、日付、時間が表示されます。ウィンドウバーがないので、操作は
今までのものと多少異なります。
(1)ウィンドウの移動
マウスの左ボタンで、ウィンドウの縁をつかんで、移動させて下さい。
(2)ウィンドウの消去
ほとんど隠しコマンドみたいな感じですが、ウィンドウの左上の縁の角を、右クリッ
クして下さい。あまり必要ないと思ったので。
●起動時のスイッチ
-x<num>
-y<num>
起動時に表示させる位置を指定します。ドット座標です。
-f<num>
日付や時刻を表示するフォントサイズを指定します。必ず12、16、24
のうち、どれかでなければなりません。他の値は指定しないで下さい。デフォ
ルトでは12になってます。
-m<num>
日付を表示する場合のフォーマットを指定します。大きな違いはありません。
0~3が指定出来ますが、2か3が良いと思います。(0~1は、試してみ
ればわかる)デフォルトでは2になってます。
-a<num>
表示する文字の色や属性を指定します。0~3がカラーコードで、これに4
を加えるとハイライト指定です。さらに8を加えるとリバースになります。
ハイライトとリバースは、同時に指定出来ます。デフォルトは9(カラー1
のリバース)です。いろいろ試してみて下さい。
注意、スイッチの文字は、小文字で書いて下さい。また、スイッチの記号は、「-」
の他に「/」も使えます。
●プロセス間通信
これをやりたいがために、このプログラムを作ったようなものです。ウィンドウ内の
日付を直接マウスでつかみ、目的のウィンドウまで運んで下さい。つかんでいる間は、
マウスカーソルの形が変わります。
WED.win や、COMMAND.win その他、キー入力を行なうウィンドウならどこへでも持っ
て行けます。
つかむ位置によって、運べるデータが変わります。
つかむ位置
日付 日付と曜日だけ
曜日 日付と曜日と時刻、つまり全部
時間 時刻のみ
日付のフォーマットは、起動時のスイッチ「-m」によって選べます。
●最後に
このプログラムは、GNUC 1.37.1にてコンパイルされ、XCv1.01の
ライブラリを使用しています。(使用エディタはjstevie!)
これらツールを開発して下さった方々及び、Ko-Windowの素晴らしい環境を
与えて下さった方にも感謝します。
このプログラムの配布、転載は自由です。